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審査業務とは? 外注するメリットや注意点を解説

業務の効率化を進めるにあたって、審査業務を外注したいとお考えの企業様は多いのではないでしょうか。定型業務に分類される審査業務は、外注することで大きなメリットを享受できます。一方で外注するにあたっての注意点も存在するため、把握したうえで上手に活用していくことが大切です。


本記事では、審査業務を外注するメリットと注意点を詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.審査業務とは
  2. 2.審査業務を外注するメリット
    1. 2.1.①社員がコア業務に注力できる
    2. 2.2.②採用・教育コストを削減できる
    3. 2.3.③属人化を防止できる
  3. 3.審査業務を外注する際の注意点
    1. 3.1.①知識やノウハウが蓄積されにくい
    2. 3.2.②情報漏洩リスクがある
  4. 4.まとめ
    1. 4.1.ANAビジネスソリューションがご支援できる業務



審査業務とは

審査業務とは、ある対象物やプロセスに対して評価・検討し、特定の基準や要件に適合しているかを判断する業務のことです。主に金融業界や保険業界、官庁関連・福祉関連、医療分野で取り入れられています。


以下で、それぞれの業界で行われる審査業務を具体的にまとめました。


▼さまざまな業界で行われる審査業務

業界

審査業務の概要

金融業界

  • 企業や個人事業主に対して、資金を提供できるかどうかの審査を行う
  • 企業や個人の信用履歴や財務状況から、融資の可否を決定する

保険業界

  • 個人を対象に保険加入時や更新時の審査を行う
  • 民間の医療保険は健康診断の結果、自動車保険は過去の事故歴などを考慮して、保険の等級を審査する

官庁関連・福祉関連

  • 国や地方自治体などの申請や受付業務を行う

医療分野

  • 新しい医薬品や医療機器の開発の際に、製品が安全かつ効果的であるかを規制当局が審査する
  • 医療施設の運営や医療従事者が保有する資格に対する審査も行う

このように、さまざまな業界で審査業務が行われ、その審査内容は多岐にわたります。



審査業務を外注するメリット

前項のような審査業務を外注することによって、企業はどのようなメリットを享受できるのでしょうか。


ここから、詳しく解説します。


①社員がコア業務に注力できる

企業の利益に直結しないノンコア業務は、社内の人材が対応する必要はありません。そのため、審査業務などのノンコア業務は、外注することによって社員はコア業務に注力できるようになります。その結果、現場の生産性が向上し、作業の効率化が図られるだけでなく、社員のモチベーションアップや時間外労働の減少などの効果も期待できます。


②採用・教育コストを削減できる

審査業務を外注すれば、人材の採用コストを削減できます。スキルの高い人材を社内で雇用したい場合は、求職者を募集して一から選定しなければなりませんが、その必要がありません。


また、審査業務を外注することによって専門知識を持った人材に業務を任せられるため、社内人材を育成する教育コストの削減も見込めます。


③属人化を防止できる

業務の属人化を防止できるのも、審査業務を外注するメリットの一つです。審査業務は専門の知識が必要な場面が多いため、特定の人材に依存する事態が発生しがちです。その結果、社内の担当者が退職・異動した際に引き継ぎがスムーズに行えない事態が起こります。


審査業務を外注することで業務内容やフローが整理・可視化され、マニュアル化が可能になるので、属人化防止につながるというわけです。



審査業務を外注する際の注意点

審査業務を外注することで得られるのは、何もメリットばかりではありません。審査業務を外注する際の注意点も、把握しておく必要があります。


①知識やノウハウが蓄積されにくい

審査業務などのノンコア業務を外部の業者に頼りすぎてしまうと、社内のノウハウが蓄積されにくく、社員の経験値やスキルが上がりにくくなります。


こうしたリスクを回避するためには、外注時に代行業者と密にコミュニケーションをとる必要があります。外注業者から、フィードバックやノウハウを定期的に共有してもらうことで、自社が保有している情報をブラッシュアップしていくというわけです。


②情報漏洩リスクがある

自社が保有する情報を外注先に提供する際は、情報が漏洩するリスクを念頭に置く必要があります。この情報漏洩リスクを未然に防ぐためには、“秘密保持契約(NDA)”を締結することが重要です。そのうえで、提供する情報は、業務に関わる最低限に留めることを徹底しなければなりません。



まとめ

この記事では、審査業務について以下を解説しました。


  • 審査業務とは
  • 審査業務を外注するメリット
  • 審査業務を外注する際の注意点


審査業務とは、ある対象に対して評価・検討し、特定の基準を満たしているかを審査する業務のことです。外注先の企業によっては、事務業務の一環として引き受けてくれる場合があります。


審査業務を外注するメリットは、社員がコア業務に注力でき、採用・教育コストを削減できることです。一方で、社内に審査業務に関する知識を有した人材が育たないことや、情報漏洩のリスクが少なからずあることが注意点として挙げられます。そのため、審査業務を外注する際は、メリットや注意点を理解したうえで、業者に依頼することが大切です。


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  • 書類の受付
  • データ入力作業
  • 審査書類のチェック
  • 書類不備等の連絡


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