教育・研修ヒューマンエラー対策

ヒューマンエラー対策行動コース
～「個人の力」の向上と「エラーに強いチーム作り」～

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ヒューマンエラー対策研修行動コース

絶対に事故が許されない環境で、実践を繰り返し、
失敗と成功を積み上げながら進化させてきた
ANAのノウハウがベースです。

エラーに強い組織になっていくためには「確かな仕組み」と「誠実な行動」の両輪が必要です。事故や不具合の要因に多く見られる「やるべきことをやらなかった」「ルールを守らなかった」「コミュニケーションに不足があった」などの行動に対し、エラーを起こしにくい行動を理解することで、作業者一人ひとりの意識の向上による行動変容を促します。
さらに効果的なコミュニケーションスキル、対人関係、リーダーシップ能力を習得しエラーに強いチームづくりの実践を学んでいただきます。

『ヒューマンエラー対策研修』には、基礎コースを受講した方を対象に3つのステップアップコースをご用意しています。

研修紹介動画はこちら

研修特長

一人ひとりの責任ある誠実な行動が、不具合の防止につながることを理解し、行動変容するきっかけをつくります。

チームづくりの基本は、チームメンバーの責任ある行動と人的リソースの活用であることを理解します。

職場のルール（規則・決まり）との向き合い方とルール違反の怖さを再確認し、ルール違反は絶対に見逃さない強い気持ちを持たせます。

エラーに強いチームになるための3つのスキル（コミュニケーション・リレーションシップ・リーダーシップ）について、演習を通じて習得します。

「個の力」を高め、一人ひとりの「行動の質」を高めることと、効果的なコミュニケーションスキル、対人関係のありかた、リーダーシップ能力を習得することで、エラーに強いチームづくりを実践するための行動意欲をうながします。

研修概要

対象者	現場の実務に携わる方、管理監督者、経営層まで事故再発防止を考えるすべての方 2時間以上の『基礎コース』（オンライン含む）を受講された方が対象の研修です。 ※同業他社の方のご受講はご遠慮いただいております。
研修形態・時間	対面もしくはオンライン 6時間のプログラムをベースにお客様のご要望に合わせてプログラムをご提案いたします。 ※基本プログラムの内容は、研修時間に応じて変更になる場合がございます。 ※定員は研修形態によって異なります。
講師派遣料金	以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

ご注意
※講義の録音・撮影はご遠慮願います。
※テキストは会場にてお渡しいたします。（講座受講以外の方へのテキスト販売は行っておりません。）

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基本プログラム

基礎コースの復習	基礎コースの内容についてポイントを振り返ります。
リスク管理と安全文化	航空業界では、個人から組織的要因の排除へと移り、SMS（Safety Management System）が導入されています。「リスクを管理する」とは、どういうことなのかを考えます。「安全文化」を醸成するための「4つの文化」について説明し、安全文化の構築における「行動」の重要性を理解いただきます。
エラーを起こしにくい行動	ひとり一人の行動には質があり、「行動の質」を高めることで品質を高めることができます。そのために人間特性によるヒューマンエラーを防ぐことや、意図しないエラーを起こしにくい行動について、ANA整備部門で使用しているBasic Mannerを参考に、一般的な仕事の流れに沿って理解します。また事故をを誘発するバイオレーションの危険性とその要因、防止することの重要性を理解します。
チームでエラーを防止する	ヒューマンエラーを防止するには、個人の能力には限界があり、チーム作りとしっかり向き合う必要があります。ワークやディスカッションを通じ、コミュニケーション・リレーションシップ・リーダーシップ、アサーションなどのノウハウを理解します。職場のエラー要因に気づくのは現場であり、仲間・チームのために気づきを発信することの重要性を理解します。チームにおける「関係の質」を高めることが重要という「組織の成功循環モデル」を基にエラーに強いチームづくりをの重要性を理解します。
行動の質を高める	「行動」は「意識」によって変わります。個人としてモチベーションを高め、組織としては叱る・指導する・褒めることでやらされ感から脱却すること、また責任ある誠実な行動がエラーチェーンを切ることに繋がることを理解します。
確かな仕組みと行動	ヒューマンエラー対策は実践が重要であり、安全・安心な組織は、仕組みと行動の両輪と、責任ある誠実な行動の積み重ねである安全文化からなっています。エラーを起こすのも人だが、事故や不具合を防ぐのもまた人であり、「人が最後の砦」であることを理解します。

講師について

整備部門出身の講師が、安全文化醸成のための知識と経験を駆使して、
安全への確かな視点とスキルをもった人財の育成をサポートします。

講師陣は全員整備部門出身者で、自らがヒューマンエラーに関する実務を体験し、見聞きしているからこそ、実際に起きた事例や経験した事例をより正確かつ真剣に説明することができます。だから航空業界の事例であっても分かりやすく、受講者の皆様は自分の職場や事象に置き換えて考えることができるのです。

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受講者の声

ヒューマンエラー防止に対することにとどまらず、よいチームをつくることへの行動という内容となっておりとても有意義な研修でした。研修内容をわかりやすく説明してくださり、また参加メンバーの理解度を考慮した進め方をされていたと思います。大きな学びとなりました。（製造業）

ヒューマンエラーの原因や対策について、大変よく理解できました。グループワークによる意識付けが数多くあったことから、研修受講後も重要なポイントの記憶の定着率が良かったです。講師の経験や事例に基づく説明が豊富にあり、大変分かりやすかったです。対策を実践していきたいと思います。（情報サービス業　管理職）

ヒューマンエラーを起こさないためには、何をすべきで何が必要なのか、ということが大変勉強になりました。事例を使用される等の分かり易いご説明により、理解が深まりました。異なる業種ですが、ヒューマンエラー対策については業種は関係ないのだということは、目から鱗でした。他の研修がありましたら、ぜひ受講してみたいです。
（金融　総合職）

この研修を通じて、日々行っている自分の業務で考察すると、いろいろな気付きがあることに気が付きました。チーム内でのコミュニケーションでも、今後の業務に活かしていきます。（建設業　管理者）

具体的な内容と、そこから導かれる抽象された本質の両方を学ぶことができました。グループワークにて自分の業務に当てはめて考えたり、他者視点を知る機会を得られたりと、今後の業務への導線を引いてもらった感覚があります。ポジティヴな雰囲気で、受講者の意見を傾聴して頂き、非常に受講しやすかったです。
（情報通信業　技術職・営業職）