「ANAの教え方」出版記念セミナーを開催いたしました

2017年05月01日

シリーズ累計10万部突破の『ANAの口ぐせ』『ANAの気づかい』に続く第3弾として、2月に『ANAの教え方』が刊行され、これを記念して、4月19日に日本橋のスルガ銀行ANA支店、4月25日に弊社大阪支店にて出版記念セミナーを開催いたしました。

スピーチ

セミナーには本書制作に携わった現役客室乗務員、空港スタッフ、元整備士に加え、本書の編集担当であるKADOKAWAの田中玲子編集長もお招きし、約1時間半に渡り、各章のダイジェスト紹介、書籍本編に収録されなかった現場エピソードを披露いたしました。

元整備士の生形茂講師からは『自分で考え行動できる整備士』を育てるために繰り返し、結果ではなく、そこに至るプロセス、根拠を常日頃、考えさせる取り組みについて紹介いたしました。

ANA空港センターの上部さんは「後輩に任せる」をキーワードに、ご自身の新入社員時代に先輩から『任せられた』エピソードをはじめ、今現在は後輩に任せる立場となり、「ANAは『任せる』ことが後輩の成長の機会と捉え、またその後の達成と課題の相互共有も大切である」と語りました。

また、現役の客室乗務員でもある烏田講師は『ANAの先輩は「褒める、叱る」に心を込める』と題し、とりわけ叱った後の笑顔でのフォローアップの大切さを語りました。

最後に、元整備士の宮崎講師からは、『先輩も学ぶ姿勢の大切さ』について、整備部門において権威勾配によるミスコミュニケーションが安全、サービス品質の低下を招いた過去の教訓から、アサーションの取組を導入し、品質改善がされたことなどを紹介いたしました。

集合写真

人を大切にすること、一緒に成長しようという気持ちや信頼を作っていくことによって、人を育てるということは、そんなに難しくないことなのかもしれません。

この本やセミナーが皆様のお仕事や人材育成の一助になっていましたら幸いです。

また、現場で、「ANAの教え方」はどのように根づいているのか?

今回の本づくりを通して、見えてきたこととは?

書籍制作に携わったメンバーのインタビュー記事も是非ご覧ください。

「ANAの教え方」に込めた思い

なお、皆様から多くの追加開催のご要望をいただき、5月19日に東京(日本橋)で開催する商品説明会にて、「ANAの教え方」講演を行うことといたしました。

お申し込みを検討していらっしゃる方は、早目に申し込みくださいますようお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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