ANAビジネスソリューション株式会社

menu

お客様インタビュー ヒューマンエラー対策研修日本ユニシス株式会社 様

ヒューマンエラー対策とともに
横のつながりを深めることもできた

会社でトラブルや不具合が発生した際、「その人の注意力が足りなかった」「問題を起こしたその人が悪い」など、自分には関係ないと考える人は少なくないのではないでしょうか。ANAビジネスソリューション(以下、ABS)の研修では、発生したトラブルは「誰の責任か」を問うのではなく、「誰が防ぐことができたのか」を問うことが基本であると伝えています。そして、こうした問題の要因は、個人のみではなく、組織全体として分析し、解決に向けて努力をする必要があるということもお伝えしています。

そこで今回はABSの「ヒューマンエラー対策研修」を管理職から専門職であるエンジニアまで部門全体で受講いただいた日本ユニシス株式会社のご担当・澤様と越智様にインタビューを行い、研修導入の背景や成果などについてお伺いしました。

当初、メンバーの課題意識の向上を図るために
現場プロジェクトで研修導入を検討

私ども日本ユニシスの業務はシステムの提案・構築・運用など非常に多岐に渡りますが2015年の春先に、現場プロジェクトで発生したミスを統計分析したところ技術力よりも人と人との連携や情報伝達、つまりコミュニケーション不足が課題であることが分かり、危機感を募らせたプロジェクトチームはプロジェクト内で「ヒューマンエラー対策研修」の導入に踏み切りました。

プロジェクトチームでの研修は管理職のみ、専門職であるエンジニアのみ、といった階層・職種別ではなく、プロジェクトのメンバー全体で研修開催を企画しました。その企画計画の際に様々な研修を調べる過程で、ABSさんの「ヒューマンエラー対策研修」と出合い、我々の課題の解決にはヒューマンエラーが起こる仕組みの理解とその対策であることを改めて認識し、初回研修を実施しました。

組織開発部 人財イノベーション室 澤氏。エンジニア育成を中心とした人財育成を担当している。

コンテンツだけでなく、幅広い分野での
研修実績に期待した

プロジェクトチームで最初に導入したのは2015年8月~9月です。ABS様の研修を選んだ一番の理由は、ヒューマンエラー対策の領域で信頼性の高い研修コンテンツもさることながら、ANAの整備部門からパイロット、地上係員まで幅広い業務領域で精度を高めANAの現場で受け継いできたメソッドであるという点にありました。選定過程では、ANA、航空会社というイメージが強く、IT企業の私どもにマッチするのかという懸念もありましたが、ABS様は航空業界のみならず、様々な業種の企業様に向けた研修実施の実績がありましたので導入させていただくことに決めました。

本研修企画は、現場の最前線で活動するプロジェクトチームのメンバーが全員受講することが前提であったため、一回の研修時間は3時間とするのが限界でした。ABS様と具体的な企画の打ち合わせを行うなかで、通常6時間のカリキュラムを3時間に圧縮して構成を変更していただきました。

その後、研修実施の評価を行い2016年1月から、全社の人財育成を主管する組織開発部でシステム部門全体へ展開することに決定しました。

組織開発部 人財イノベーション室 越智担当。人財育成だけでなく、社内の風土改革・働き方改革も担当している。

研修効果UPのためにABSと連携して
研修内容をカスタマイズ

全社のシステム部門に展開する際はより効果的に学べるよう、以下の2点のカスタマイズをABS様にリクエストしました。

(1)メンバーが課題を自分事として考え、気づき、行動変容に導くために事例説明の時間を圧縮し、グループワークを増やしたい。
(2)研修内容を私どもの主要業務であるシステム構築・運用の視点に近づけたい。

カスタマイズはABS様の営業や講師の方と話し合いながら検討を進めました。ABS様は弊社の要望を踏まえたうえで、3時間という限られた研修時間で「ヒューマンエラー対策」の本質を理解するには、私たちのリクエストをそのまま取り入れるだけでは目的の達成が難しいという明確な提言をいただきました。また、ヒューマンエラーが起こる原因や仕組みの理解を促す際に、何故具体的な事例の説明が研修内で欠かせないのか、私どもの主要業務に特化しないよう寄せ過ぎない方が良いのかを、とても具体的にご説明してくださり、納得性と妥当性をもってプログラムを作成することができました。加えて、ABS様の私どものリクエストに対するアクションがとても早かったことも安心感がありました。

グループワークによって
様々な手ごたえを得られた

実際の研修では、以下のような効果を感じました。

1)航空業界の成功事例はどこが優れているのか、なぜそうした対応策が出てきたのかを深く洞察・理解したうえで、自社が置かれている環境に置き換えて、自社の課題解決に必要な問いをチームで検討する機会となっていた
2)参加者はグループワークで討議に必ず参加し、それが結果としての複数視点の理解や達成感の享受につながっていた

一つ目は、具体的なカリキュラムの構成に効果を感じました。ANA様の航空実例を交えて「ヒューマンエラー」が起きる仕組みの解説がされたら、すぐにクイズやミニワークが出題されて受講生自身がヒューマンエラーを起こす体験ができる仕組みになっているため、参加者が体感をもって理解を深められる工夫が随所に凝らされていました。人間の脳や行動の科学的なメカニズムなども分かりやすく解説され、参加したメンバーは研修中終始、高い関心を持ち、集中して取り組むことができたようです。

二つ目は、グループワークの効果についてです。我々がリクエストをしてこだわったグループワークは、受講者が当事者として参加意識をもって、ワークを通じて理解を深めることができました。座学で一方的に聞くだけではなく、グループワークを通じて、参加者に実践的な理解を深めてもらえたと思います。研修のグループワークにより、「じっくり考える場」をデザインできたことが良かったと感じています。

内容が濃く有意義な3時間。
社内で刺激が生まれる場を作れた。

2016年の1月から10月までに計37回、800名以上が受講し、ヒューマンエラーを断ち切るためには「エラーは誰もが起こす可能性がある」という事を明らかにして、「手を取り合っていくことが必要」ということなど、研修を通じてヒューマンエラーの仕組みを分かりやすく理解できました。受講した多くのメンバーから「内容が濃く有意義な3時間だった」という意見が寄せられました。また、「他部門の話を聞ける良い機会なので、グループワークの時間がもう少し欲しかった」といった意見もあり、講師と参加者、参加者同士などの双方向で刺激が生まれる場を作りたいという思いがあったので、こうした反応により一定の効果があったと感じています。また研修で用いられていたSHELLモデルがとてもシンプルで分かりやすいため、理解が深まったと考えます。ここまで凝縮できるのは、研修の実績が豊富なABS様ならではだと思います。

今後、業務の幅を広げるうえで必要なのは「モノづくり」だけではなく「サービスづくり」がポイントになると感じております。そのため、今以上に人と人とのコミュニケーションが大事になると思います。

今後も、ABS様のお力添えをいただき、3時間という短い時間であってもインスピレーションを得るような研修を展開していきたいです。

導入した研修概要

カテゴリー ヒューマンエラー対策

研修の詳細はこちら

研修名 ヒューマンエラー対策 3時間
タイプ 講師派遣
(顧客先施設での実施)
実施年 2016年1月~10月(計37回)
実施時間 3時間
受講者数 約800名
備考 本部長クラスの管理職から専門職社員まで実施

導入企業様のプロフィール

日本ユニシス株式会社

企業名 日本ユニシス株式会社 別ウィンドウで開く
導入部門 ビジネスサービス部門
主な業務 クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービス

※本記事に記載している名称や内容などは2017年3月時点のものとなります。