教育・研修 ヒューマンエラー対策
講師派遣
ヒューマンエラー対策研修
基礎コース
ヒューマンエラー対策の第一歩は、人間特性の理解。
明日の業務にすぐに活用できる基本知識と防止法を学びます。
ヒューマンエラーによる事故が発生したとき、「当事者の責任か。組織の責任か」と真っ先に論じるようでは、残念ながら事故や不具合をなくすことはできません。なぜ、間違いは起きるのか―。人間特性の理解が、ヒューマンエラー対策の第一歩です。そして、ヒューマンエラーの背後にある「誰でも共通に陥るであろう要因」を探り出して、対策を講じていくことが重要です。ANAや航空業界の事例をベースに、明日の業務にすぐに活用できる「ヒューマンエラー対策」を学びます。
ANAの整備部門で豊富な業務経験をもつ講師が、お客様のご指定の会場で、ご要望に応じた研修プログラムをご提供いたします。
研修概要
ヒューマンエラー対策の基本的な知識を学んでいただく2時間の講話中心の研修、講話に加えケーススタディを交えた6時間での研修などご要望に合わせてアレンジいたします。
主対象者 |
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研修形態・時間 | 2時間~6時間でご要望に応じてカスタマイズ ※定員はプログラムにより異なります。 ※講義は録音・撮影はご遠慮願います。 |
講師派遣料金 | 以下のフォームよりお気軽にご相談ください。 |
ご要望に応じてカスタマイズをご提案いたします。まずは以下よりご相談・お問い合わせください。
基本プログラム
ヒューマンエラー対策の目的 | 航空界における歴史の中で、様々なヒューマンエラーに対する考え方や手法が生まれてきました。そうした背景に触れながら、ヒューマンエラー対策の基本的な考え方を学びます。 |
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人はなぜエラーを起こすのか | なぜ、人間はエラーを起こすのでしょうか。人間特性を学び、実際に体験して、人間はエラーを起こす生き物であることを認識します。 |
ヒューマンエラー対策の概念 | ヒューマンエラー対策に欠かせない基本的な考え方をお伝えします。 ・事故はヒューマンエラーや不具合事象の連鎖によって発生する(エラーチェーン) ・自分自身は周囲のファクターに常に影響を受けて、情報をやり取りしながら仕事をしている(SHELモデル)など |
ヒューマンエラー防止法 | ヒューマンエラーの背後にある「誰でも共通に陥るだろう要因」の対策を、2種類のアプローチでお伝えします。 |
ケーススタディ | 個人ワークとグループワークでエラーチェーンを作成し、基礎コースの振り返りを行います。 |
導入事例
様々なニーズにあわせたプログラムをご用意しております。

- 研修例
- 【電気通信業】
仕事が慣れてきた入社3年目の社員の皆様に、基礎コース6時間の研修を実施。深夜の作業も多くヒューマンエラーが発生しやすい環境の中で、作業を安全に行う意識を向上させるために、人間特性を理解し自己管理の大切さを学んでいただき、ケーススタディを交えてヒューマンエラーを理解していただきます。
- お客様事例
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- 事例その1 医療系メーカー従業員(20名)に4時間の基礎コースを実施。
- 「人間特性を学び、エラーはゼロにはできないからこそ、組織で継続的に取り組む必要性を学ぶことができた」(参加者の声)
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- 事例その2 IT関連企業管理職(30名)に6時間の基礎コースを1回15名、合計2回実施。
- 「ミスを防止するのは現場の役割と思いがちであるが、責任追及ではなく原因を究明する風土づくりの必要性を学ぶことができた」(参加者の声)
上記以外にもお客様の業種・業態や、受講者数、ご希望のお時間などにより研修内容をカスタマイズいたします。
最適なプログラムをご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
ご注意:講義の録音・撮影はご遠慮願います
担当講師について
講師陣は全員整備部門出身者です。長年「安全・品質を担う人財の育成」や「チームマネジメント」に携わってきた者が講師を務めます。
「安全・品質を担う人財の育成」や「チームマネジメント」をヒューマンファクターズ(※)をベースに実践してきたANA整備部門出身の講師が、妥協のない安全・品質に対する確かな視点で『プロフェッショナルとしての責任の重さ・大きさ』を分かりやすくお伝えします。
※ヒューマンファクターズとは
単なる「人的要因」では片づけられない、機械や設備、職場環境などについて、人間の能力や限界・特性などに関する知見や手法の総称で、広義の人間工学。
公開講座の商品ページもご覧ください
公開講座プログラムの内容で、講師派遣型研修を実施することも可能です。
弊社の品川・大阪梅田教室で定期的に開催している公開講座プログラムの内容で、貴社ご指定の会場にて研修を実施することができます(日本全国対応)。公開講座の商品は階層別だけでなく、初級者~上級者向けといったお仕事経験やヒューマンエラー対策の習熟度に合わせたコースをご用意しておりますので、公開講座ページもぜひご確認ください。
取引実績
実際に導入いただいているご担当者様のインタビュー記事や事例をご紹介しています。
ヒューマンエラー対策のプログラム一覧
ベーシック
- ヒューマンエラー対策研修 基礎コース
- 「人がエラーを起こす仕組み」=「人間特性」を体感し、エラーの影響をコントロールする方法と、事故が発生する仕組みをお伝えします。若手社員から経営層まで。
- 公開講座オンライン
公開講座
トレーニング
- ヒューマンエラー対策研修 ヒアリング&分析コース
- 事故はなぜ起きたのか?ケーススタディやロールプレイを通じて、事故・不具合の要因分析と対策立案など再発防止の管理手法を習得。※基礎コース既受講者が対象
- 公開講座オンライン
公開講座
2日コース(ベーシック&トレーニング)
- ヒューマンエラー対策研修 2日コース 基礎+ヒアリング&分析コース
- 『基礎』と『ヒアリング&分析』を2日連続で実施。個別申込より17,600円オトクです。濃密な内容とすぐに実務に活かせる分かりやすさが好評です。
- 公開講座
ステップアップ
- ヒューマンエラー対策 仕組みコース
- エラーを起こしにくい仕組み作り(未然防止策)のポイントを習得。安全・安心な職場作りに不可欠なリスク管理法などをお伝えします。※基礎コース既受講者が対象
- 公開講座オンライン
公開講座
- ヒューマンエラー対策 行動コース
- 事故や不具合の抑制には、責任ある誠実な行動が重要です。ディスカッションやワークを通じて「きづきによる行動変容」を促します。※基礎コース既受講者が対象
- 公開講座オンライン
公開講座
e-Learning(オンデマンド)プログラム
- e-安全に関する組織マネジメント担当者向けTEAMで安心を育てる
~「仕組みと行動」を支える組織の安全文化~ - 組織として「安全」の文化・風土を創るために、何をすべきなのか。安全に関する組織マネジメントに携わる方々を対象に、安全文化の欠如による事故事例や、安全管理体制・安全文化を組織として醸成していくためのヒントを提供いたします。
- e-Learning
(オンデマンド)
- 内定・新入社員研修(技術・技能職) 新入社員としての心構えと実践
- 内定~実務配属前の新入社員が対象。ANA整備部門で培った安全・品質に対する確かな視点で『プロフェッショナルとしての責任の重さ・大きさ』を分かりやすくお伝えします。
- 講師派遣
- 新入・若手社員研修(技術・技能職) 失敗しない仕事の進め方
- 実務経験が3か月以上の若手社員が対象 。社会人となった早い時期に『ヒューマンエラー防止に向けた正しい知識』を身につけ、行動として習慣化できる人材育成をお手伝いします。
- 講師派遣
- ヒューマンエラー対策 基礎コース
- お客様の「研修目的」や「受講者数」などご要望にお応えし、現場の方から経営層まで、ヒューマンエラー対策の基礎を分かりやすくお伝えします。
- 講師派遣オンライン
講師派遣
- ヒューマンエラー対策 基礎リカレントコース
- ヒューマンエラー対策は単に知識を身につけただけでは意味がありません。「基礎コース」で理解し、習得したことを実践につなげていただくお手伝いをします。
- 講師派遣
- 中堅社員研修 ヒューマンエラー対策
- チームマネジメントの大切な要素である「リレーションシップ」「コミュニケーション」「リーダーシップ」を中心にヒューマンエラー対策の基本をお伝えします。
- 講師派遣
- 管理監督職研修 ヒューマンエラー対策
- 安全を追求する組織づくりをお手伝い。ヒューマンエラー対策の基礎知識をしっかり理解したうえで、事故の再発防止対策法を演習やケーススタディで学びます。
- 講師派遣
- 経営層研修 経営層向けヒューマンエラー対策
- 「安全」や「品質」の文化・風土を創生し、エラーに強い組織を目指す皆様向け。責任追及型から原因追及型への転換のお手伝いをします。
- 講師派遣
- 経営層・管理者研修 TEAMで安心を育てる
- 航空界の具体的な事例を交え、安全文化を組織として醸成していくためのヒントをお伝えします。安全マネジメントの重要性を学ぶ、90~120分の講演形式です。
- 講師派遣
- 研修のお問い合わせ・
公開講座のお申し込み - 03-5791-2910
- 9:00~18:00
(土・日・祝・年末年始を除く)